帝王切開について
帝王切開は母胎や胎児の何らかの理由で、経膣分娩が難しい場合に行われます。
下腹部と子宮を縦、または横に10センチほど切り、赤ちゃんを取り出します。
5人に1人が帝王切開で出産しているそうです。
逆子が治らないなどの理由で、前もって帝王切開が決まっている場合は、傷が目立ちにくい横に切る方法がとられるのが一般的です。
普通分娩中に起きたトラブルなど、緊急を要する場合は、赤ちゃんを早く取り出せる理由から縦に切ることもあります。
局所麻酔なら産声も聞くことができます。
入院日数は普通分娩よりも長くなります。
また、保険が適用されます。
帝王切開を経験していない経産婦が、帝王切開で出産した方を見下す…
そんな悩みを聞いたことがあります。
陣痛の痛みを味わっていないから、会陰切開の痛みを味わっていないからなどという理由から帝王切開は立派な出産をしたと言えないといった偏見が一部であるのでしょうか。
私は自分が出産を経験する前から、帝王切開を含め、手術をすることがどれだけ身体に負担をかけるか、元通りに回復するまでどれだけ大変かを母から聞かされていました。
(ちなみに母は普通分娩でしたが)
帝王切開でも予定帝王切開、陣痛を十分味わってからの緊急帝王切開など様々ですし、普通分娩でも陣痛が強くなってから無痛にする方もいます。
私はどんな出産であっても産むのは妊婦さん本人ですし、命がけの出産には変わりないと思いますので凄いこと、素晴らしいことだと思っています。
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私は、無痛か、普通かでずっと迷っていたのですが、
予定外にも緊急帝王切開になりました。
それはもう、帝王切開後の気の遠くなるような痛みは忘れられません。
あれだけ痛みがあるのになるべく歩きましょう!と言われ、点滴スタンドにすがり付いて朦朧としながら歩きました。
そんな最中にも既に 「もう一人産みたい」と思っていました。
不思議と自分の赤ちゃんに会えた喜びの方が大きくて、痛くても新生児室まで行きたい!抱っこしたい!母乳あげたい!という気持ちの方が強いものです。
⇒管理人の出産編はこちらです
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